掃除を短縮する方法【手を動かすを減らす】

はじめに

この記事は「悩む・足を動かす・手を動かす」

の基本的な考え方に基づいた掃除シーンの実践です。

下の関連記事を読んだ後に、

読んでいただけると、読みやすいのではないかと思います。

3つの行動力

掃除の「手を動かす」を減らす

手を動かすとは、手の動かす範囲を意味します。

  • 引き出しを開ける
  • フタを開け閉めする
  • 手前にあるものをどかす

など。

普段私たちが無意識に行っている手の動作のことです。

この細かな動作が多ければ多いほど、

毎日の家事が手間になるだけでなく、

片づかない原因にもなります。

仕組みづくりは、すごくシンプル。

無理のない動線や空間を整えるだけで

今後の暮らしがぐんと楽になりその効果は大きいです。

・床にモノを置かない

普段から、モノを床に置かないよう心がけましょう。

よくありがちな例として

カバンや上着です。

帰ってきたらかばんをリビングや玄関の床に置いていませんか?

そうなってしまう原因は、大きく2つ

  • 置く場所が決まっていない(定位置がない)か、
  • しまうまでの動線が長い

ことが考えられます。

この2つを意識して改善してみましょう。

帰宅してすぐの動線上に

かばんや上着を置く場所を決めてみましょう。

おすすめの収納場所

・玄関内の棚

・玄関からすぐの収納棚

棚がなくても壁にフックをつけたり、かごを置いたりして収納場所を作ってもいいです。

床がすっきりとみえるだけで、

きれいな状態を維持したいと思うようになります。

また、床が見えることで

汚れやほこりも発見しやすくなり

掃除が楽になります。

・重たいモノはキャスターをつけて移動させやすくする

床掃除をしている時に

観葉植物など重たいモノを移動させなきゃいけない場面があります。

重たいと思うと移動することすら億劫になり、

掃除をしなくなります。

そうなると周りにホコリがたまって

粘着性の汚れに変わったり、カビの原因にもなります。

重量のあるものにはキャスター付きのアイテムを使って

移動しやすくするといいでしょう。

こし

コピー機なども直置きせず、キャスターにのせることをおススメします。

・よく使う掃除道具は近くに出しておく

毎日~2日に1度使う頻度の高い掃除道具は

すぐとれる場所に置いておきましょう。

お気に入りの掃除道具であれば

インテリアのように飾っておくのも素敵です。


ミミ

おしゃれなアイテムを持つと、掃除も楽しくなれるにゃ♡

・何度も繰り返される行動は、はじめにひと手間加える

 ・フローリングシートは何枚か重ねておく

フローリングシートを毎日使う場合は、

あらかじめ重ねてセットしておくと楽です。

毎日繰り返される行動であれば、一度でまとめてやってしまいましょう。

・希釈して使う掃除洗剤は小分けに詰め替えすぎない

使用頻度と効用をしっかりと理解し

適切なボトル数に絞りましょう。

こし
  • 重曹水(重曹スプレー)は基本作り置きして使うものではありません
  • クエン酸やアルコールは精製水で薄めてクエン酸水やアルコールスプレーを使いますが、使用は3か月で使い切ること
  • 使いきる量に合ったサイズの詰め替えボトルを使いましょう。

我が家の場合は

アルコールスプレーをダイニングとキッチンは兼用にしています。

またクエン酸スプレーも水回りで一本のみです。

・掃除は一定方向を意識する

拭き掃除を例にとります。

拭く順番は基本、汚れが少ない→汚れが多い場所の順です。

もし、汚れが多い場所から少ない場所の順に掃除すると

汚少ない場所がかえって

汚れてしまい掃除が非効率になってしまいます。

こし

医療の場面でも、清潔区域から不潔区域の順が基本です。

掃除の順
  • 上から下へ

ホコリは上から舞います。上→下の順です。

  • 風の流れと同じ方向
  • 奥から手前に

・出し入れしやすい容器を選ぶ

重曹やクエン酸など粉を使う場合は

ふりかけるタイプの容器や、ケチャップやソース型の容器がおススメです。

直接振りかけられると楽です。

  • ケチャップやソース型の容器
こし

我が家は、100均のふりかけるタイプの容器と無印洗剤詰め替えボトルを使っています。

・汚れる範囲を最小にする

掃除する前から

「汚れる」「手袋着用の必要がある」とわかっている場合は

防護服や防護壁でしっかりとガードをしましょう。

無防備に掃除にとりかかると、

服が汚れたり汚したくない所にも汚れが飛沫して

掃除の手間が増えます。

汚れる範囲を想定し、

あらかじめ汚したくない所はカバーをかけたりして

汚れの範囲を最小にしましょう。