暮らしのトリセツ語録:STEP2【09】
時折、家族は小さな社会と言われるように
異なる感情や意思を持った人が複数集まって
共同生活をしている。
活動を共にすることもあれば
それぞれ別々の活動をすることだってある。
私はこの小さな社会の一人であり
”家族は小さな社会の縮図”
という視点で考えると
子どもより
外の社会を先に知っている者として
子どもに対して
できることは沢山あると思っています。
例えば、
生きていく上で大事な力を
- 対自分(ピンク枠)
- 対他者(オレンジ枠)
の2つの観点から考えたときに

上のような力があるとして、
家庭でもこの5つの力を
育ててあげることだってできる。
一例ですが…
感情・思考
他者理解
例1)
思いきり感情や考えを表出できる機会を設ける
例2)
「○○ということだね」と子どもの感情や考えをまとめたり反復してあげる
例3)
子どもの感情や考えを否定せず、ありのまま受け止める
<具体なこと>
- 日常的に会話を交わす、家族でディスカッションしてみる
- 紙やボードを使って子どもの感情や考えを構図にして見える化する
- 日記や作文など子どもがアウトプットできる環境を用意してみる
目標・目的
例1)
多岐に触れた体験
例2)
好きなことを制限させない関り
<具体的なこと>
- 五感を刺激するような体験づくり
- 好きなことができたら、それに没頭できるような環境づくり
- 本人の意思に沿った環境の選択(学校や習い事など)
実践力
例1)
目標達成に必要な資源を一緒に考えて集める
例2)
その道のプロ(成功者)がいるかどうかを一緒に探してみる
例3)
リサーチの方法を一緒に考える
例4)
実現方法を一緒に考えてみる
※ここは子どもの一歩先を見せるかかわりで
あくまでも提案やアドバイス程度にとどめ、
どう動くか、決めるかは本人の意志に委ねる
他者理解
関係づくり
例1)
家族間での会話を増やす
例2)
子どもの言動に対してどう思ったかなど自分の感情、考えを素直に伝えてあげる
例3)
他者交流を増やす
<具体的なこと>
- 家族の共同作業を増やす
- ねぎらいノートの交換
- テーマのある会話を始めてみる
- 外の交流会やイベントに参加してみる
社会といっても、
母親とか父親、子どもを
役割でみるのではなく、
一人の自立した個人として尊重すること。
服従関係や理不尽な争いがない
調和が保たれた社会の縮図で
捉えています。
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