暮らしのトリセツ語録:STEP2【03】
子どもがふと、人生をふり返り
「自分は何が好きで、
どんなことをしていきたいか?」
と、考える時間はどれくらいあるだろうか?
社会はどれくらい
一人で考える時間を許してくれるだろうか?
文化やしきたり、
関わる人々によって
大きく左右される価値観
子どもが生きる世界には
「こうあるべきだ」という
偏った概念もあり
それを強要させられることだって
よくあることだ。
特に日本人は協調性を好み
「同じ」であることに
安心感を覚える人も多い。
実際私もそうだったし、
そっちの方が楽だった。
皆と同じでないと、
恥ずかしかったし、
同じでない人は
いじめられることだってよくある。
私が10代の頃も
社会や学校のルール、親からの
「こうあるべきだ」という声に
必死に応えたくて、
周りに意見を合わせていたし
辛抱強く生きた者が
幸せになると信じていました。
でも社会人になる直前に始めた自己分析。
自分の人生をどう切り開きたいかなんて
思考もなく、
”社会人になったらみんな働くもん”と
義務感で就職を捉えていたので
全く、楽しみを見いだせませんでした。
幸せになるかどうかは
学校の成績やまわりの評価で
決まるものではない
辛抱強く耐えたからって
幸せになるわけでもない。
楽しい!と夢中になれることを
愚直に貫いた生き方の方が
ずっと大事であると感じています。
これからを生きる子ども達には
周りの「こうしたほうがいいよ」という声は
私の意見も含めて
絶対的なものでもないし、
ヒントに過ぎないと伝えたい。
そして
何を選択するかは自分の決断であって
その選択が間違いだったとしても
環境や人のせいにしちゃいけないし
自分の人生は
自分で責任を持たなくてはいけない
ということも伝えたい。
大事なのは他人に認められることではなく
自分で自分を認める生き方
進路や就職など
子どもの大事な節目の時に、
身近にいる親が
どれだけ子どもの考えに
寄せたかかわりができるであろうか?
子どもだから親の期待に沿いたいって
思うことはあるかもしれないけど
子どもには
素直に考えを表出してもらいたいし
そう促せるような
かかわりを続けていきたいと思います。
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