焦点をあてるのはモノではなく体験

暮らしのトリセツ語録
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暮らしのトリセツ語録:STEP1【24】

モノを手放せない時、

心の中にどんな感情がありますか?

”もったいない”

”もしかしたら使うかも…”

と思って

躊躇してしまう感情はないでしょうか。


私もそう思うことがよくあります。


そんな時はぜひ

こう考えてみてください。


そのモノ単体に意味があるかを

考えるのではなく、

「私」に焦点を置いて

それがあることで、

今後、意味のある体験が得られるかどうか。

つまり、モノではなく

得られる体験の有無に焦点を置くのです。



衣類や生活道具、インテリア、車など

なんでもそうです。


例えば

あなたがずっとパン作りに憧れていて

人気のホームベーカリーを

手に入れたとします。

買ってしばらくは、

パン作りの体験はとても新鮮です。


そして、ホームベーカリーがあることで

新しい体験が増え

暮らしが彩っていきます。

さらに数か月もすると

使い慣れてきて

今度は、生地づくりから焼くまで

全て手作業でできるようになったとします。

焼き加減や生地どうしようかなど、

新しいことに

どんどん目を向けている状態です。


もうこの状態になっていると、

ホームベーカリーで

意味のある体験を得ることは

段々となくなってきています。


それを手に入れて得た体験が

視野を伸ばし、

体験が新たな体験を生んだいい状態です。



モノに焦点を置いて考えたとき、

確かにホームベーカリーは

まだ使えるしで

多機能で希少な道具ではあります。
(この視点で考え続けると手放せなくなります)


しかし「私」に焦点を置いて考えたとき

新しい体験はもう得られないのです。

このように考えることができれば

手放す時期だと判断ができます。

重要なのは、モノではありません。

これからの私にとって

意味のある体験が得られるかどうか。


意味がある体験を

得られないとわかっているのに

「まだ使えるから」

「なかなか手に入らなかったものだったから」

とモノの価値を理由に

手放さずに放置してしまうと

新しい体験を招き入れることが

できなくなってしまいます。



定期的に部屋の空気を

入れ替えるのと同じように

家の中のモノも

効率よく循環させてあげること。


モノに縛られない生き方


見方を変えて考えると

意外と手放せるものもあるなと

気づくことができるでしょう。







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