暮らしのトリセツ語録:STEP1【22】
おうちの中のモノに対して
あなたはどんな感情を抱きますか?
・気に入っているもの
・買ったばかりのものであれば
「愛着を抱く」ことが
できているかもしれません。
”愛着心を育てる”
とはいっても
明日から日用品など
全ての持ち物を含めて
同じ感情を抱くことは難しいです。
人の感情をいきなり変えることはできません。
ではどうすればいいのでしょうか?
一つのアイディアとして
そう思えるような環境を作ってみるのです。
具体的には、
家にあるすべてのモノを
取り出しやすい場所においてみます。
あまり使わないからと言って
ホコリをかぶった所に
しまいことをやめてみてください。
なにも引き出しや棚、箱の中にしまうなと
言っているわけではありません。
取り出すまでの工程を
短くして
普段目につく範囲内に
置いてみるのです。
すると
日常からそれらが
視界に入ってくるようになり、
嫌でも要らないと思えるものは
見直し、手放せるようになり
いつも見える家の光景を
きれいに整えようと
改善する意識が働いてきます。
隠すのではなく、
あえて見える場所に置くのです。
「整理収納」は時々
誤解をされてしまうのですが
モノをしまいこむことではありません。
必要なモノを選びぬき、
いつでも使える状態にしておくことです。
モノを置く場所は
隠すのではなく
できるだけ存在を目立たせること。
存在を目立たせることで
①持ち物の傾向や数量を把握できたり
②管理にかける手間を減らす
ことができるようになります。
それは後に
①自己理解(好み、思考など)
②家事の時短化
にもつながっていきます。
逆に隠してしまうと
上とは真逆のことが起きてしまいます…
特に、衣類や装飾品は
ジュエリーショップや
セレクトショップのように
等間隔で並べ、気持ちのいい状態で
飾るように整えてみるのです。
一つひとつのアイテムが引き立ち
輝きが増してきます。
小スペースでも
一か所そうした空間を作ることができると
周辺の空間もきれいに
整えようと思えることが多くなってきます。
雑に引っ張り出したり
粗末にモノを扱う行動もなくなっていきます。
どんなアイテムも取り出しやすく
日常の見える範囲内に置くこと
目立たせて改善を繰り返していけば
家のものがどんどんいいモノに変わる
そんな感覚を得ることができるでしょう。
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