暮らしのトリセツ語録:STEP1【21】
欲しいものが沢山あって
全部手に入れないと
安心できないことってありますか?
好きなものであれば
コレクションにして集めることも
しばしあると思います。
好きなものに囲まれて暮らすのは
自分が欲しいものに素直で
とてもいいことです。
だけど…です。
それを今に十分活かし
満たされて楽しい時はいいのですが、
またすぐ、他のモノに目移りし
どんどん買っては増やして
また何かを買って…
物欲は無制限にため込むことができますが
家のサイズは限りがあります。
それらを管理できる
私たちの労力と時間は限りがあるので
いつかはパンクしてしまうのです。
例えるなら
排水口がふさがっていて
洗面器に水があふれ出ている状態です。
パンクをしてしまえば
一つ一つモノに充てる愛情と時間は
そこまで多くかけられません。
ではどうすればいいのしょうか?
それはモノを買う入口があるように
手放す出口も同じタイミングで
作ってあげることです。
理想は入口は狭くして
出口を広くすること。
1IN2OUTのように
1つ買ったら
同時に、2つ手放すのです。
買物が好きな人は
充足感をモノを買うことで
得ようとします。
一方で
少ないモノの量で暮らせるようになると、
充足感を得るところが変わります。
まずは物欲からの解放です。
家の空間にスペースがあき
抱え込むモノも少ないので
時間にもゆとりが生まれます。
ゆとりあるスペース
ゆとりある時間に充足感を感じ、
それがとても贅沢に感じられます。
モノは暮らしを豊かにしてくれますが
それだけで、
豊かになるのではありません。
そこに自分の想いをのせ
暮らしに活かせて
初めて豊かになるのです。
モノに対する想いは変わります。
人は日々成長し、変わるからこそ、
今もっているモノにも賞味期限があり
飽きる時が来ます。
贅沢なスペースや時間は
意識を外から内に向け
自己研鑽など
本当に過ごしたいことに
時間とスペースをあてることができるのです。
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