捨てることが目的になると失われること

暮らしのトリセツ語録

ポチっと押していただけると嬉しいです♡
PVアクセスランキング にほんブログ村

暮らしのトリセツ語録:STEP1【16】

・大切なものまで捨ててしまう


大切なものだったのに

捨ててしまったという苦い経験はありますか?


モノが減ることは、

目に見えて部屋がすっきりするし、

爽快感を感じることができます。



今、目の前に

黒くカビた調理道具や

ホコリをかぶった食品などで

床が見えないキッチンがあったとします。



モノを捨てることで

床が見えてくるようになると

誰でもスッキリとした感覚を感じるでしょう。




この感覚を得ると、

もっと捨てようとやる気がでるのです。


そしていつのまにか、

同じ感覚を得るために

沢山のモノを捨てようとします。

目的が「理想の暮らしに向かって」ではなく

「捨てること」に変わってしまいます。


そうなると、

必要なのに

”モノに対する思い入れvs捨てることで得られる爽快感”

を天秤にかけて、

後者をとってしまうのです。



その意識で片づけを続けていたら

「気づいたら何もなくなってしまった」

という味気のない家になってしまうことだってあるのです。


捨てることで得られる爽快感は捨てたときだけ。



また何かを捨てない限り、

得られることができない一時的な感情です。


・モノを雑に扱ってしまう

捨てることに慣れてしまうと、

モノに対して特別な感情も

感じられなくなる時があります。

モノを手放す時も、

買物をするときも

選ぶ基準があいまいになってくる。

「みんなが使ってるから私もこれでいいや」

「安いからこれでいいや」

と適当に選んでしまうのです。




判断基準が曖昧ですから、

すぐにモノが増えたり、

捨てる時も無造作に捨ててしまいます。


大切なのは捨てることではありません。


理想の描く暮らしに必要かどうか

多くの中から選びぬき

選択するということです。


そして必要でないと判断した時は

・それがあったことで

 私にどんないい効果をもたらしてくれたか?

・今なぜ必要でなくなったのか?

必要だった頃と今の変化について

心の中でもいいので

つぶやき、思考をアウトプットするのです。




そうした時間を設けることは

不用意にモノを買わない防御策にもなりますし

「私はどう変わって

何をしていきたいのか」といった

自己理解につながります。


理解ができるようになると

物事の価値基準や決断力が磨かれてきます。

手放すと判断した自分を

肯定的に受け止めることもできるのです。

この記事が「ためになった!」と思ったら、ポチっと押してくれると嬉しいです。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

おすすめ無料動画