【ナチュラルな生き方】心も体も究極的に癒される空間の作り方~視覚編~

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もくじ

癒される空間の重要性

空間が及ぼす心身への影響とは?

自分の家に対して

こんな感情を抱いたことはありませんか?

  • 家にいても、落ち着かない
  • 寝つきが悪い
  • 疲れが取れないなど

このような感情を抱いたことがあるのなら

それはあなたの心とカラダが

求めている空間とはいえません。


空間は人間が生きていくのに

とても重要な役割を担っており

常に空間から

色や音、光、においなど

あらゆる情報を

受け取り続けています。



例えば良質な情報として

風通しが良く、

自然光も感じられる空間であれば

自然と呼吸は深まり、

体内リズムは安定に保たれ、

穏やかな気持ちでいられます。

逆に、窓を1日中締めきった環境で

蛍光灯を煌々とさせ、

異臭が漂う空間であれば

呼吸するのも苦になり、

脳やカラダの末端にも血流が届かなくなり

不調をきたしやすくなります。

空間の中でも、特に家は長くいる場所です。


安らぐ家を作るためには

ホリスティックな空間にすることを

おすすめします。


ホリスティックな空間とは

その空間にいるだけで

心も体も癒され健康で幸せになれる空間

を意味します。

そして心身のバランスを保つのに重要な

自律神経の安定には

自然とのつながりを感じて

生きることが不可欠です。


なぜなら

人はもともと自然環境の中で

生活していた生き物であり、

現代の人工的な環境での生活は

本来の生活とは違い

ストレスを与える環境だからです。




景観・都市計画専門誌

『Landscape and Urban Planning』

に掲載された論文の研究によると

ストレスホルモンと言われている

コルチゾールは多くの緑や

自然に囲まれて生活していると、

都心部で生活するよりも

コルチゾールの分泌が

低いことが証明されています。


自然は人間にとって不可欠な資源です。


住空間に自然をうまく取り入れ

五感が喜ぶ工夫をこらすことで

誰でもホリスティックな空間を

作ることができます。



カラダが喜ぶ空間とは?

キレイなもの

自然光に照らされた花瓶の水や山、

空の写真など

美しいと思うものは、

脳が刺激され、

「好き」「楽しい」といった

幸福な感情をもたらします。

またリラックス効果のほか

脳が刺激されるので

アンチエイジングも期待できます。



整理整頓された空間

整理整頓された空間は

スッキリした感覚や

気持ちの切り替えがしやすくなったり、

意欲を高めるなどの効果があります。


散らかったモノを片づけ

掃除をした後にはスッキリとした

爽快感が得られますよね。



また集中して取り組むときは

散らかった空間よりも

整理整頓した空間の方が

思考がクリアになるので

作業もはかどりやすくなるのです。



観葉植物や花

自然の緑をみるだけで

カラダの緊張が緩み

リラックスすることができます。

血圧の低下や脳活動が沈静化する作用もあります。

カラダが喜ぶ空間をつくろう!視覚編

視覚にアプローチした

空間づくりについては

下の3シリーズにわたって

紹介しています。

こし

ここでは、どちらかというと
ホルモンバランスや自律神経に
関連づけた内容を伝えています。

照明を最小限にする

光は人間のホルモンバランスに

大きく影響します。



例えば、LEDや蛍光灯が

過度に明るすぎる空間や

寝る2~3時間前に、

ブルーライトを浴びていると

交感神経が過剰に刺激され、

睡眠ホルモンである

メラトニンの分泌が抑制されて

寝つきが悪くなります。

寝つきが悪くなると、

片頭痛や免疫力低下など

健康を脅かす要因につながります。


一番は太陽光

太陽が出ているうちは、カーテンを開けて

太陽光を部屋に取り込むことを

おすすめします。

太陽はビタミンDを生成するほか、

血流を増やし全身の巡りがよくなるなど

様々な恩恵をもたらしてくれます。



またドーパミンの分泌量を増やすので、

うつ病の予防にもいいとも言われています。

夜のリラックスタイムには電球色

太陽が沈んで薄暗くなってきたら

温かみのあるオレンジ色の電球色で

柔らかな光を入れましょう。



電球色は目に優しく

電球色は、睡眠に関わる

ホルモン分泌を増やす効果もあると

言われています。

リビングや寝室に

フロアライトやテーブルランプを置いて

間接照明で灯すと明暗の陰影ができて

更にリラックスすることができます。


寝る1~2時間前くらいから、

照明は薄明りにして

お休みモードに切り替えましょう。

インテリアに自然素材を取り入れる
植物、木、麻など

自然を感じるアイテムは我が家でも愛用中

カラダの深部から心地よいと感じる

自然素材を日用品に

取り入れてみましょう。



天然木や植物は見ているだけで、

自然のつながりを直に感じさせ

安心感をもたらしてくれます。



またサンスベリアやドラセナなど

特定の観葉植物には空気清浄の効果があり

人間から有害な物質を

ホルムアルデヒドトリクロロエチレンなど

減らしてくれる作用があります。


またエバーフレッシュという植物は、

昼間は葉が開いて、

夜になるにつれて葉が閉じる特徴があり

生命の息吹を感じさせてくれます。



季節や時間帯によって

植物が変化する移ろいを

見るだけも楽しいし、

人間の健康維持にも一役買ってくれます。


一部の人工物は心身に悪影響を及ぼすことも

鉄やスチールなどの無機質で冷たい素材は

シックで、カッコよく

クールなインテリアに映えます。

しかし人によっては冷たい印象を

与えてしまうことがあります。

またプラスチックやビニール、

ポリエステルなど

人工的に作られたのものは

静電気を発生させやすくなり、

空間にプラスイオンを増やして

疲労感や老化を促進しやすくするので

注意が必要です。



もちろん

プラスチックやビニールなどは

水周りには機能的なアイテムで

キッチンや洗面所では

多くのアイテムが人工物です。



目的を分けて

素材を選ぶといいでしょう。

外の気配を感じられるようにする

リビングや寝室など

ゆったりと落ち着きたい空間には

窓が十分開閉できる余裕をとりましょう。




家具が邪魔をして

窓が遮られているのであれば

家具を移動させるか

不要であれば手放すことも検討しましょう。

窓は、心理的・空間的効果をもたらします。

窓を通して見える外の景色や人の気配、

季節の移ろいを楽しむことができたり、

外の新鮮な空気を取り込むことができるので

呼吸も深まります。

また窓の解放感があることで

部屋が狭くても、窓1つあることで

圧迫感や窮屈さを緩和させてくれます。

最後に

ホリスティックな空間とは

心とカラダが無理や緊張をせず

自然と幸福を感じさせてくれる空間です。


人間が本能的に欲している要素を

生活に取り入れてあげることで

人間の生命力を高め、

心身ともに健康な状態へと

導いてくれます。



その空間を実現させるためには

頭を使うというよりかは

感性の赴くままに

今の心とカラダが欲することに

正直になることです。





【心も体も究極的に癒される空間の作り方】は他のシリーズでも紹介しています↓



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