「集中力」は目の前のこと一点に意識をもっていくことです。
それには「さあやるぞー」と気合いで頑張る根性精神だけではなく。
強制的に集中できる環境を作りこむことが大事です。
人は今やることに関係のない情報やものが入り込むと
1点に集中することができなくなります。
それは集中力が足りないのではなくて大部分が環境による外的刺激です。
集中力の邪魔をするこれらを私はノイズと捉えています。
「すぐに集中力が切れる」「他のことが気になる」のは
もしかしたらノイズが入りこみやすい環境が原因かもしれません。
もくじ
この章で得られること
仕事や勉強の妨げになるものを明らかにして、集中できるデスク整理のアイディアが浮かぶ。
集中力が続かない原因
①外的要因
・電話やメール、SNSの通知音
・SNSやYOUTUBE、NETFLIX
・散らかったままのデスク
・室温や湿度環境
②内的要因
・睡眠や運動不足
・やることが多すぎる(マルチタスクをしてる)
・気がかりなことや悩みがある
作業効率を高める暮らしのトリセツ流・10のアイディア
ここでは「入れない・ためこまない環境づくり」を中心にピックアップしています。
入れない
・デバイス(電話、メール、アラート、SNS)は全てミュートにする
手の届く範囲にスマホやアイパッドがあると、つい動画をみたりしてしまうので集中したいときは別室に置く。
・仕事は電話ではなくメールでやりとりする
電話よりもメールの方が、時間に左右されずに済みます。
緊急以外はメールで対応。
ためこまない
・片づけの時間を決めてデスクをリセット

平日は朝と夕(土日は朝昼夕)のごはん準備と一緒のタイミングで家族と家事シェアを実施

その度に大変だなと思うかもしれませんが
デスクが散らかっていないときは、省きます。
・よく使うアイテムは2アクション以内に取れるようして散らかりを予防
<PCは必須アイテムなので1アクションでとれるデスク上に配置>

<文房具類は引きだしの上段に配置>
<折り紙や色画用紙などの工作類はデスク下に配置>

引き出しを開けたら手間なくとれるようにモノの位置や収納方法を工夫
折り紙や色画用紙は、娘や息子がここで絵をかいたりするので
一番ここが手に取りやすい。
手の届く範囲におさめることで
無駄な動作を少なくすることができます。
・頭の中のごちゃごちゃはすぐアプトプットしてためこまない
<デスクの隣にあるホワイトボード>

頭でぐるぐる考え事をしている時は文字に起こして整理したり、
知識として得たことを書き出します。

頭で思い描いたことを、すぐにアウトプットできる環境を整えたことで一気に仕事がはかどるようになりました。
・紙をためこまない
スキャンスナップと紙の一時置き場を設置

DMやチラシ、学校のお便りなどの紙類
とりあえずとっておきたい紙類は左下のファイルボックスに入れておく
週末になったらスキャンスナップでペーパレスにして破棄。
★家族と共有するデスクの場合
・みんなで使うアイテムは、ラベルを貼り定位置管理で散らかりを予防

電卓や便箋、シール、SDカードやUSBなどは種類別に分けて引き出しに収納。
引き出しの中身は変わる可能性もあるので
シール跡が残らないマスキングテープを使っています。
・共有のデスクは個人スペースを確保して散らかりを予防

個人用の引き出しがあれば、置きっぱなしになることが少なくなります。
上段は文房具類
2段目以降は息子、娘、夫、私の個人用の引き出し
・重要なタスクを見える化。やるべきことだけに集中
壁や机など視界に見える場所に目標や1日のタイムスケジュールが書かれたを貼っておきます。
・類似タスクはまとまった時間に一気に片づける
メールの確認や返信、電話や会議のセッティングなどはあらかじめ時間を決めておく。

優先度の高いタスクは午前に集中させ、類似タスクは午後に回します。
目標を決める時やブログの構成・保育園関連の企画を練る時など、
頭を使うタスクは午前中に入れています。
・疲れをためこまない
定期的な休息と睡眠、運動を積極的に取り入れる。
デスク整理をシンプルに終わらせるたった一つの問い

これはデスクに限ったことではないですが、
これにきちんと答えられるものだけに厳選すると、
だんだんと集中できるデスクに近づくことができます。
この問いは片づけだけではなく、
仕事でも今やっているタスクは、
自分が成し遂げようとしていることとどういう関係あるのか?
きちんと説明ができないことはやらないと決めると、シンプルな生き方ができます。
気に入っている問いなのでここでチラッと紹介しました。
デスクはノイズを減らして、リセットしやすい状態に保つこと。
またリビングなどに家族共有のデスクがある場合は、
自分だけではなく皆が片付けやすい環境であることも大切になってきます。